jQueryとは?簡単にロジック実装できるライブラリ

HTML

JavaScriptで動きのあるWebページを作ろうとすると、「記述が難しい」「コードが長くなりがち」と感じることがあります。
そんな悩みを解決してくれるのが jQuery です。

jQueryを使えば、JavaScriptの処理をシンプルな書き方で実装できます。
本記事では、jQueryの基本から導入方法、簡単なロジック実装例までを分かりやすく解説します。

jQueryとは?

jQueryとは、JavaScriptを簡単に書くためのライブラリです。
DOM操作やイベント処理、アニメーションなどを、短いコードで実装できるのが特徴です。

複雑になりがちなJavaScriptの処理を分かりやすく書けるため、
Web制作の現場で長く使われてきました。

▼jQueryの公式情報については、下記リンクをご確認ください。
jQuery公式

jQueryを使うと何ができるのか?

jQueryを使うと、以下のような処理を簡単に実装できます。

  • ボタンをクリックしたときの処理
  • HTML要素の表示・非表示の切り替え
  • クラスの追加・削除

JavaScript初心者でも、直感的にロジックを書けるのが大きな魅力です。

jQueryの導入方法(CDN)

jQueryは、CDNを使えばすぐに導入できます。
以下のコードをHTMLの</body>直前に追加してください。

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.7.1.min.js"></script>

この1行を追加するだけで、jQueryが使えるようになります。
CDN追加後の全体的なHTMLは下記のようになるかと思います。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>Document</title>
</head>
<body>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.7.1.min.js"></script>
</body>
</html>

▼jQueryのCDNの最新バージョンについては、下記リンクをご確認ください。
jQueryのCDN参考サイト(公式)

jQueryでよく使うロジック実装例(初心者向け)

ここでは、jQueryの基本的な考え方が分かる、よりシンプルなロジックを3つ紹介します。

文字をクリックで変更する

<p id="text">ここをクリック</p>

<script>
  $('#text').click(function () {
    $(this).text('文字が変わりました');
  });
</script>

要素をクリックしたときに、文字を変更するだけのシンプルな例です。
イベント処理とDOM操作を同時に学べます。

要素を非表示にする

<p id="hideText">この文章は消えます</p>

<script>
  $('#hideText').click(function () {
    $(this).hide();
  });
</script>

hide()を使うことで、クリックした要素を簡単に非表示にできます。
jQueryの分かりやすさを実感できる基本操作です。

クラスを付け替える

<style>
  .red {
    color: red;
  }
</style>

<p id="colorText">色が変わります</p>

<script>
  $('#colorText').click(function () {
    $(this).toggleClass('red');
  });
</script>

クリックするたびにクラスを付けたり外したりできます。
CSSと組み合わせることで、簡単に見た目を変えられます。

jQueryのメリットとデメリットを理解しよう

jQueryのメリット

1. コードを短く書ける
JavaScriptに比べて、少ない記述量で処理を実装できます。
ロジックが読みやすくなり、学習時のハードルも下がります。

2. DOM操作が簡単
HTML要素の取得や変更を、シンプルな記法で行えます。
複雑なDOM操作も直感的に書けるのが強みです。

3. 初学者でも扱いやすい
基本的な使い方を覚えれば、すぐに実践で使えます。
JavaScript学習の入り口としても非常に人気があります。

jQueryのデメリット

1. 現代のJavaScriptでは不要な場面もある
最近のJavaScriptは標準機能が充実しています。
そのため、jQueryを使わなくても実装できるケースが増えています。

2. ファイルサイズが増える
jQueryを読み込む分、ページの容量が増えます。
軽量化を重視する場合は注意が必要です。

3. JavaScriptの理解が浅くなりやすい
jQueryに頼りすぎると、純粋なJavaScriptの理解が進みにくくなります。
基礎文法と並行して学習することが重要です。

まとめ

jQueryは、JavaScriptの処理を分かりやすく書ける便利なライブラリです。
初学者でも扱いやすく、動きのあるWebページを簡単に作れます。

jQueryを活用して、Web制作の効率を一気に高めていきましょう。

NAMEKO.ONLINE では、Web開発初学者向けのコンテンツを発信しております!
ぜひ、多くの方にシェアいただけますと嬉しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました