JavaScriptの演算子とは?よく使う5つの種類を初心者向けに紹介

JavaScript

JavaScriptを学び始めると最初に出てくるのが「演算子」です。演算子は数字の計算だけでなく、文字列の扱いや条件分岐でも使われるため、プログラミングの基礎として非常に重要です。
この記事では、初心者が理解しやすいようによく使う演算子を解説します。

演算子とは何か

演算子とは、値と値を組み合わせて計算や比較を行うための記号のことです。プログラミングではこの演算子を使って処理を進めるため、どのように動くのか理解しておくことがとても重要です。
基本的な種類からJavaScript特有の便利な演算子まで幅広く存在するので、順番に把握していきましょう。

よく使う基本的な演算子

文字列演算子

文字列演算子は、文字列同士を結合したり、他の値と連結したりするときに使います。特に "+" は数値の加算にも使われるため、どちらとして動作しているのか理解することが大切です。
文字列操作はWeb開発で頻繁に登場するため、最初にしっかり押さえておくと後の学習がとても楽になります。

const name = "Taro";
console.log("Hello " + name); // Hello Taro

算術演算子

算術演算子は、四則演算や余りの計算を行うときに使用します。数値計算やカウンター処理など、あらゆる場面で使われる基本中の基本の演算子です。
また、+ は文字列と組み合わせると文字列結合になるため、算術処理と混ざらないよう注意が必要です。

const a = 10;
const b = 3;
console.log(a % b); // 1

論理演算子

論理演算子は、複数の条件を組み合わせたり、条件を反転させたりするときに使います。条件分岐やフォームチェックなどで重宝されるため、理解しておくとコードの表現力が一気に広がります。
特に &&|| の動作は初心者が迷いやすいので、実例を交えて覚えるのが効果的です。

const isLogin = true;
const isAdmin = false;

if (isLogin && !isAdmin) {
  console.log("一般ユーザーです");
}

代入演算子

代入演算子は、変数に値をそのまま入れたり、計算しながら再代入するときに使います。複合代入演算子(+= など)を利用するとコードが短くなり、読みやすさも向上します。
日常的に使う機会が多く、慣れておくと効率よく処理を書けるようになります。

let count = 5;
count += 3;
console.log(count); // 8

比較演算子

比較演算子は、2つの値を比べて真偽値を返す演算子です。条件分岐の処理などで使われるため、プログラムの制御に欠かせない重要な要素です。
特に ===== の違いは初心者が特につまずきやすいので、基本的には厳密比較の === を使う習慣をつけると良いでしょう。

console.log(5 === "5"); // false

まとめ

演算子はJavaScriptのあらゆる処理に関わる重要な概念です。まずは文字列・算術・論理・代入・比較の5つを理解しておくことで、基礎的なコードが難なく読めるようになります。
一度覚えてしまえば自然と使いこなせるようになるため、必ず押さえましょう。

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